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駆け込む先

「だいぶ楽です。駆け込めるところがあってよかった」

とお帰りになったWさん。

急な腰痛でお見えになりました。

 

お住まいがお近くではないせいもあって

大概けっこう切羽詰まった状態でお見えになるのですが

うん、大丈夫。痛くない!と屈んで靴を履かれるWさんの背中を見ながら

確かに駆け込める場所って大事だよね…と改めて思いました。

 

鍼灸の恩師のうちの お一人の先生曰く

「鍼が痛み止めであってはならない。

痛みは身体からのサインなのだから

それを止めてはいけない」とおっしゃっていて

その意図や趣旨を理解しているつもりではあるのですが

私はそこに関してはちょっと考え方が違っていて

痛みという身体からのサインをキャッチした後は

止められる痛みは止めた方が良いと考えています。

痛くて動けない、日常生活に支障を来すような場合は

やはりまずはその痛みを軽減させる必要があると思います。

そのうえで、起きた痛みや原因について考えれば良い。

そして再びその痛みを起こさないための対策について

考えればよいと思っています。

 

前述のWさんからは以前

「鍼じゃなかったらここまでよくならなかったと思った」

というお言葉もいただいたのですが

急な痛みやピンチの際に手助けができることも

鍼ならではの効果だと思います。

ぜひそのような時にも頼りにしていただけたら幸いです。

 

場合によっては症状によっては

まず病院へ行かれた方が良い場合もあります。

こういう時はどうしたらいいの?

わからない場合はまずご相談ください。

先週の山写真。紅と緑が混在していました。